α-model111系をTOMIXパーツで組み立てる
- ブログ記事のほうがグダグダになってしまったので、まとめ直しました。
No.2100 クハ111形の加工
α-model製品はTOMIX製品に比べて窓ガラスパーツに厚みがあるので、内幅が若干狭くなっています。
まずはインテリアパーツのクロスシートの張り出しをロングシートの背もたれとツライチになるように削ります。
ツメ受けの上に幅合わせ用のリブがあるので、これを削って側面を平坦にします。
床板を仮組みして、ツメ部分で車体が膨らまなくなるまでガラス下辺を削ります。
ライトユニットの加工です。
TOMIXの165系原型用ライトユニットを使用してみます。
ライトのモールドがライトユニットよりも若干外側なので、プリズムを左右に分割し、赤線の面を少し削って外側にずらせるようにしておきます。
方向幕部分は段差のあるところまでカットし、ケース本体の左右面を均します。
方向幕部分の横がおでこの裏に当たるので、削っておきます。
ついでですが、111系と113系初期のクハ(KE76を装備していないタイプ)は両栓になるので、スカートを左右対称に加工します。
写真は165系用のジャンパ栓を削って、113系用スカートから2個並びのジャンパ栓を移設しています。
113系用スカートはプラ製、165系用スカートは軟質プラ製で加工性が異なるのと、165系用スカートの方がジャンパ栓以外左右対称なので、移設だけで加工がすみます。
No.2102 モハ110・111形の加工
α-model製品はTOMIX製品に比べて窓ガラスパーツに厚みがあるので、内幅が若干狭くなっています。
まずはインテリアパーツのクロスシートの張り出しとロングシートの背もたれを含めて削ります。(車体が膨らまなくなるまで。)
赤丸の部分でツメを受けますが、ツメの内幅が床板より狭いので、この部分を削って車体が膨らまないようにします。
一部の中間車床板で、ウェイト用のピン周辺に段差があるロットがあります。(イジェクターピン部分にウェイト用ピンがモールドされているようで、厚み方向に型ズレをおこしている。)
TOMIX製品としては問題が無いようですが、α-model製品とあわせると高さが合わない等の問題が発生します。
上の写真のように床板が歪んで組み立てられている場合があるので、もし該当するようであればこの部分の修正もしてください。
ガラスは、モハ111・113・115に使用する場合はツメを全部削り、ガラス下辺も削って車高調整します。
モハ110・112・114に使用する場合はツメDを残してMとTで共通にしておくと、組み立て時に混同しなくてすみます。
No.2104 サロ110・111形の加工
製品に付属の説明書ではサハ111を推奨していますが、サロ110-1200用床板の方が加工が少なくなる部分があるので両方試してみました。
まずはキット付属の床板を加工します。
裏側をまっ平らになるまで削ります。
説明書通り、ウェイト押さえ用の穴を4ヶ所、φ1.6mmで開けます。
台車ネジ受け(D)を接着します。
サハ用床板を使用する場合はそのままでOKです。
サロ110-1200用床板を使用する場合は、若干内寄りにズレるので、削って微調整します。
※無加工でサロ用床板に装着すると極端に反ります。
TN化する場合、ツメ上部の逃げが室内側にないので、そのままだと両端が浮いてしまいます。
室内側に逃げを作るか、写真のようにTNカプラーのツメが張り出す部分を平らに削ります。
※SPタイプでTN化する場合は、カプラー面をt0.5mmのプラ板などで嵩上げし、平坦にしておかないと上蓋が外れやすくなります。
サロ用床板は車体ツメ位置が欠き取られていますので無加工でOKですが、サハ用床板の場合はモハと同様にツメにあたる部分を欠き取ります。
さらに車体膨らみ防止のために写真の赤マルの位置(中央のツメがあたる部分)を削っておきます。
あとは説明書どおりの加工で問題ないと思われますが、何かあれば後ほど追加します。