E231系500番台
- 山手電車区 507編成 パンタグラフの加工
実車と同じ様に、上昇時でもシューが平行に上昇するリンク機構をパンタグラフに加工してみました。
必要な材料は、
・パンタグラフ
・BONA.F.P製配管止めの1本用(赤で囲んだ部分)
・φ0.2mm真鍮線20mm程度
工具はφ0.3mmピンバイスとピンセット。
加工前に、パンタからシューを外しておきます。
矢印の位置に、φ0.3mmの穴を開けます。
穴から0.2mmの所で90°に曲げ、取り付け脚の分0.5mmを残してカット。
取り付けはこのように。
瞬間接着剤を流し込んでおけばOK。強度的にも十分です。
矢印の位置にφ0.3mmの穴を開けます。ここに、曲げた真鍮線を通します。
真鍮線を通したら、反対側を曲げて抜けないようにしておきます。
このあと、抜けない程度残して余計な真鍮線をカットします。(赤線の位置)
シューを元の位置に戻し、上昇させた状態で真鍮線の曲げる長さを決めます。
90°曲げて、シューのリンク棒の穴に差し込みます。
抜けないように、さらに90°曲げておきます。
完成状態の反対側からと上から。
この後、プライマーを吹いて塗装しておきます。色はGM35ダークグレーが近いでしょう。
戻る