配管治具ステッカーの確認で、ストックしてたBONAの西武3000系を組んでます。
実は買った当時に先頭車を一両組んでいますが、屋根の削りこみが甘く、車体断面が逆台形になったまま放置してました。
再生産時に部品を補填して頂き、改めて製作。
ということで、ディテールフルな車輌もまずは車体から、と、正確に組む方法を考えてみました。
まずは側板の貼りあわせから。
床板はキット附属の国電101系のものは使わず、京王8000系用の床板を別途調達し、3ドア用のインテリアを作ります。
床板は下板に、上板と同じサイズに切り出した0.5mmのプラ板を貼ります。
M車は搭載機器が多いので、床下機器取り付け部分を2mmずつ左右に延長。こうするとブレーキシューが外側に出ない台車の場合、不自然に車体中央に機器が寄らないように出来ます。
1190mmの床高さにあわせるため、曲げツメを曲げず、ツメ上の隙間に1mm×1mm×4.5mmの角材を取り付けます。
ここまでは、附属の床板を使う場合は不要です。
屋根板は18.25mmに削ります。ノギスで測りながらキッチリと。
屋根裏の固定用リブは全部削り、屋根が長いので斜めの部分を片側だけ詰めておきます。
当然ながら、妻板の接合部のランナーは平らにしておきます。
マスキングテープで片方ずつを固定し・・・、
多少左右でずれていてもあとで直しますのでここはそのまま妻板を仮組みします。
高さは裾もそうですが、窓も合わせながらバランスを見ます。
L尺に合わせ、ずれているようなら、側板のマスキングテープを片側だけ剥がし、ずらしながら合わせます。
ノギスを万力代わりに18.8mmで固定します。
妻板のエッチング段がひっかかっている場合があり、そのまま強制的に幅を寄せると妻板が変形する可能性があるので、もし最初にノギスを止めたところで18.8mmにならないようなら、少し妻板を外側にずらしながら幅を合わせると大丈夫だと思います。
このまま裏返して、側板の端を少しだけ接着します。
(妻板に接着剤が流れないように・・・。)
写真が5枚しか貼れないので続きは後ほど。