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高崎旧客 整備作業

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インレタ貼りますよ。
続き
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TOMIXの高崎旧客セットは、スハフ42の側面が作り分けてあったり普通なら気になる点はない訳ですが、妻面に検査表記を貼ろうとすると問題が発生します。
製品の妻面の全検札差しは標準的な配列になっているので、オハニ36とスハフ32以外は実車の配置と異なります。
とするとインレタを貼る位置をアレンジするか札差しを削るかの2択になります。
全検札差し自体はパーツが出ていますが、客車用に大小そろったタイプではないので、いずれどこかから出たら貼れるように削った状態のまま仕上げました。
再塗装は妻面だけで済むよう、近似色のファルべぶどう2号を使用しています。

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せっかく手を入れるので、オハ47のトイレ流し管を作ってみます。
手元にあった外径0.8mm、内径0.4mmの真鍮パイプが使えないかとありあわせの部品を探すと、銀河のN-245が真鍮挽きでメッキされておらず、偶然にも内径が0.8mmだったので、これを組み合わせることに。幅6.3mm、t0.5mmのエバーグリーンプラ材を1.8mm幅に切り、下から0.8mmの中心にパイプを通します。
TNカプラーの本体に左右から貼り、17mmにカットした真鍮パイプを通した後、左右からライトケースを通して接着します。
実車の接続口が無塗装なのでそんな感じに仕上がったかなと。

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下回りは規定の加工後に黒塗装しています。
が、オハニ36にトイレ流し管(旧来の直管タイプ)をつけようと写真を確認したら、どうも一部機器の位置が異なるようで、水揚弁装置箱を移設しました。他車は問題ないようです。スハフ32とスハフ42 2234には台車横にトイレ流し管がありますが、取り付け方法を検討中です。
(画像は蓄電池接続箱にインレタを貼ったオハ47)
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一応完成しました。まだ軸熱測定用のKE100ジャンパ栓(オハニ36のみ車体側設置で、他車は床下)を付けていなかったりと作業が残ってますが。
セットに入っていたダミーカプラーの端梁パーツ(TN兼用)がテコ付きで良かったので、テールライト点灯面以外にもつけようと61系用パーツを買ってきましたが、セットのものと床形状の対応が異なっていて、何も考えずに折妻のスハフ32に61系用を付けたら床が浮いちゃってw
全車端に付ける場合は、セット付属のものはスハフ32に優先的に回しましょう。