18年前、KATOのE231系でシングルアームパンタグラフのシューが水平を維持するリンク機構を加工し、RMM誌に発表しました。
リンク先表示
が・・・・、
これはJR東日本の汎用シングルアームパンタのリンクがシューの端で結ばれており、模型的にも加工がしやすかったので比較的簡単に施工出来ました。
本来は私鉄でも広く使われるPT71系をはじめとしたリンクが中央にあるタイプでこれをやりたかったんですが、シューの中央にリンクを付けようとするとシュー上面に穴を開けなければならず、綺麗にそれを塞ぐ術を思いつかないまま18年。
ふと思ったのです。気にしなければ良くね?と。
実際、1枚目の写真のように、言われなければわからないぐらいには誤魔化せるレベル
というわけで、上記記事の派生としてPT71系列にリンク加工を施してみました。
記事では配管止めセットのΦ0.2mm用を使用していましたが、こちらは割ピンに含まれるΦ0.2mm用です。
何が違うかというと、足の長さが短いので根本いっぱいでカットするとちょうどいい長さになるので、切り出し長さの調整が不要という点。
シューのこの位置に穴を開け、表の形状に影響が出ないようにギリギリで接着。
あとは元記事の手順でこのように。
TOMIX製のPT71にも施してみました。
他にも応用が利きそうですが、TOMIXのしまかぜ用はうまくいかなかったので、パンタによって相性がありそうです。
以上、久しぶりのブログ更新でした。