前回、ツメをつけ終わった状態です。
で、中板を車体に取り付けるわけですが、通常ならクリップやクランプなどの工具を使います。
Nゲージのように薄い板だとクリップの押さえ部分に沿って凹んでしまったりという可能性もあります。
そこで、安くて簡単なクリップの作り方を紹介します。
5.0mm×0.4mmの真鍮板を写真のような断面に曲げると、これだけでクリップになります。
中板で浮きやすい幕板の裏部分がしっかり押さえられ、上は屋根肩に合わせて抜けにくくしています。
底が丸くなってしまいますが、ココを裾に突き当てても中板と外板で目立ってずれるようなことにはなりません。
クリップは2つ作っておきます。
ツメの少し内側で、縦に一本繋がっているところで止めます。
ほど良い圧力で合わさっていますので、少しずつスライドさせて、位置決めします。
まず、2ヶ所を確実にハンダ付けします。
このまま、ドアの上部もハンダ付けします。
片側のハンダ付け終了。
ドアの両脇、ドア上、車端、方向幕などの表と段差のできる所など(4000系は2ドアなので車体中央も。)必要最低限の接合箇所で済ませます。
方向幕のあたりは細くなっているので、ハンダごてを当てると熱変形する可能性(実際変形しました。冷えると元に戻りますが。)があるので、ここだけ瞬間接着剤を流しておく方がいいでしょう。
続きは次回!!
dsn 2007年02月04日(日)18時49分 編集・削除
これとは全く関係ないのですが、大井工場のたんぽぽが完成していらっしゃるのであればギャラリーの方にアップロードしていただくと非常にうれしいです。